コラムCOLUMN
2023年10月12日
お役立ち情報
【どうしたらいい?】寒い季節の沐浴のポイント
すっかり秋めいて少しずつ肌寒くなってきましたね。
季節の変わり目は寒暖差により大人も体調を崩しやすい時期です。
うがいや手洗いをしっかりとして元気に過ごしたいですね。
今日は、そんな寒くなってきた時の沐浴について気をつけたいポイントをご紹介します。
沐浴はいつからいつまで?
退院した日から生後1ヶ月ごろまで
生後1ヶ月ごろが沐浴を終える目安の時期と言われています。
出産した病院などで受診する1ヶ月検診の際に、沐浴を終えていいかお医者さんに確認してみましょう。
とはいえ、赤ちゃんと一緒に入浴するのもなかなか大変です。
特にワンオペの場合は、赤ちゃんも大人もリラックスしてお風呂時間を過ごせるように、
1ヶ月が過ぎてもベビーバスを使うという方法もあります。
準備するもの
- ベビーバス
- 洗面器
- 湯温計
- 沐浴ガーゼ
- ガーゼハンカチ
- ベビーソープ or 沐浴剤
- バスタオル
- お着替え
- 綿棒
ママの体に負担を少なくするための工夫をしましょう
出産後の大きなダメージを受けたママの体に少しでも負担がかからないように、
毎日の沐浴タイムも工夫をしていきましょう。
重いお湯を捨てるのが楽になるように水抜き栓のあるベビーバスを選んだり、
赤ちゃんを支える腕が楽になるようにバスネットを使うなど、
グッズを活用していきましょう。
沐浴の手順
沐浴は5〜10分で済ませましょう♪
①沐浴するお部屋を暖めましょう
気温が下がるこれからの季節は、沐浴する部屋が寒いとベビーバスのお湯も冷めやすいです。
赤ちゃんが湯冷めして風邪をひいてしまうかもしれません。
ですので、事前に暖めておくといいですね
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②ベビーバスと着替え(おむつ)の用意をしておきましょう
まず、ベビーバスの7分目ぐらいまでお湯を張りましょう。
温度計を使って、冬場であれば40℃ぐらいの温度に調節します。
着替えは、沐浴後すぐに着替えさせられるように肌着やお洋服を準備しておきましょう。
薄手のクッションなどの上に、ベビーウェアと肌着の袖を重ねて広げた状態にしておくと素早くお着替えができますね。
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③お湯に入れましょう
赤ちゃんの体をしっかりと支えてあげながら、足からゆっくりとお湯に入れましょう。
この時に、赤ちゃんのお腹に沐浴ガーゼを置いたり巻いてあげると安心します。
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④顔を拭いてあげましょう
ガーゼハンカチをお湯に浸して、額や目の周り・鼻や頬を優しく拭いてあげてください。
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⑤頭を洗いましょう
ベビーソープやシャンプーで、指の腹で撫でるようにやさしく洗いましょう。
洗い終えたら、ガーゼハンカチを使って洗い流します。
※沐浴剤を使用する場合、ベビーソープやシャンプーは不要です。
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⑥体を洗いましょう
顔に近い順で洗っていきましょう。
首、脇、腕、手のひら、おなか、足、股の順です。
首、脇、腕は垢が溜まりやすいので、特にしっかり洗ってあげましょう。
また、ぎゅっと握っている手のひらはゴミが溜まりやすいです。
手を優しくひらいて洗ってあげましょう。
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⑦背中を洗いましょう
脇の部分をしっかりと持ち、赤ちゃんの顎を腕に乗せるようにゆっくりとうつ伏せにしましょう。
もう片方の手で、赤ちゃんの首・背中・お尻の順に洗っていきます。
お尻はうんちで汚れているので、しっかりと洗ってあげましょう。
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⑧お湯をかけてあげましょう
赤ちゃんを仰向けにして、洗面器でお湯を優しくかけます。
赤ちゃんが「お風呂って気持ちいいな」と感じられるように、ゆっくりと全身をやさしくなでながら泡を落としてあげましょう。
沐浴が終わったら体を拭いてお着替えを済ませ、おへそ・耳・鼻の水は綿棒で取ってお手入れをしてあげましょう。
寒い季節の沐浴の注意点
お湯の温度は38~40度を目安にしましょう
赤ちゃんの皮膚は大人の半分の薄さです。
ですので、赤ちゃんが寒そうだからといって、大人と同じお湯の温度に設定するのは危険です。
お湯が熱すぎると赤ちゃんの皮膚に強い刺激を与えてしまい、かゆみを引き起こす原因にもなります。
湯温計を使って適切な温度に調整してあげましょう。
室温は25℃前後にしましょう
赤ちゃんの服を脱がせる前からお部屋を暖めておきましょう。
赤ちゃんは寒さにビックリして泣いてしまうこともあります。
浴室で沐浴をする場合は、バスタブにお湯を張って浴室内の温度をあげておきましょう。
できるだけ日当たりのよい、暖かい時間帯に沐浴をしましょう
絶対にこの時間にという決まりはありませんが、暖かい環境で沐浴すると良いでしょう。
というのも、赤ちゃんは暖かい時間帯の方がストレスを感じないのです。
寒い季節は夕方にかけて気温が下がるので、正午前後を目安にしてみてはいかがでしょうか。
よくあるお悩み
沐浴って毎日するの?
1日1回は沐浴をしてあげましょう。
赤ちゃんは新陳代謝が活発でたくさん汗をかきます。
また、うんちやおしっこ・よだれなどで顔や体は思っている以上に汚れているのです。
皮膚も弱くてただれやすいので、あせもや湿疹を予防するためにも沐浴は効果的です。
沐浴をしちゃダメな時って?
- お腹がすいているとき時
- 授乳やミルクの直後
- 熱があるとき
- 予防注射をしたとき
授乳やミルクの直後は吐いてしまう恐れがあります。
1時間以上空けておくと安心ですね。
決まった時間に沐浴をした方がいいのはなぜ?
生まれたての赤ちゃんは、まだ昼夜の区別がついていません。
毎日同じ時間帯に沐浴することで、だんだんと生活リズムができてきます。
できる限り同じ時間帯に入れてあげられるといいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
気持ちよさそうに沐浴をする赤ちゃんの顔を見ると、大人も思わずほっこり笑顔になってしまいますよね。
はじめは緊張して焦ったり、手間取ったりすることもあると思います。
できるだけママとパパも気持ちを落ち着かせて、赤ちゃんに話しかけながら沐浴をしてあげましょう。
きっとママとパパの優しい気持ちが赤ちゃんにも伝わります。
赤ちゃんも大人も、ゆったりリラックスできるひとときを過ごしてくださいね。
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