なんだか喉に違和感がある...
のどが痛い...

妊娠0〜4週頃のことを
「妊娠超初期」と呼びます。

妊娠超初期、妊娠初期にある
症状のあらわれ方は個人差があり、
それは様々です。

妊婦さんによっては、
風邪のような症状があり、
「喉の奥に違和感がある」
という人もいます。

この記事では、
妊娠初期、超初期の妊婦さんによくある

「のどの痛み」
「違和感の原因」
「痛みなどの対処法」

を解説しています。

是非最後までご覧くださいね。

妊娠超初期・妊娠初期によくあるのはどんな症状？

妊娠超初期

妊娠0〜4週頃
ママの体は妊娠を正常に維持するため変化が始まり、
人によってはこの「妊娠超初期」に症状が出る場合があります。

妊娠初期

妊娠5～6週頃
多くの方がこの時期に体調の変化を感じることが多いのではないでしょうか。

＜妊娠超初期・妊娠初期によくある症状＞

• 胸の張り、痛み
• 吐き気やだるさ、眠気
• 頭痛や腰痛、下腹部痛、胃痛
• 味覚や嗅覚の変化
• 頻尿や便秘、下痢
• 微熱や体のほてり、寒気
• 肌荒れ
• 情緒不安定
• 少量の性器出血
• おりものが変化

受精卵が着床し妊娠が成立すると、
「hCGホルモン」というホルモン分泌が増えます。

さらに妊娠を継続するため、
「プロゲステロン」「エストロゲン」
という女性ホルモンが増えるため、それらが起因して変化が起こるとされています。

妊娠超初期、妊娠初期にあらわれる体調の変化は個人差があり、人によってさまざま。

体調変化が全くなく
妊娠したことに気が付かないこともよくあるようです。

妊娠超初期・初期にはのどの痛みがある？原因は？

妊娠超初期・初期に
「のどが痛い」
「のどの奥に違和感がある」
という人もいるようです。

<のど痛みの原因>

• ウイルスや細菌などに感染することによる炎症
• 妊娠すると胎児を育てるために母体の血液量が増加する影響で、滞った血が喉付近に停滞（鬱血）している事があり、違和感を感じやすくなる

<妊娠したママの体>

妊娠超初期・初期に
ホルモンの影響で、様々な変化が体に出るのは確かですが
のどの痛みや違和感を感じたとたら、
風邪や喉の乾燥や、血液量増加による鬱血が原因である場合が多いようです。

妊娠超初期・初期の喉の痛みをやわらげる方法は？

風邪薬が飲めない時期には
昔ながらの方法で対策することをおすすめします。

＜のどの痛みをやわらげる昔ながらの方法＞

• レモンや大根のはちみつ漬け
• 生姜を摂る
• 乾燥、ホコリ対策
• 水分補給

それぞれ効果や注意点を見ていきましょう。

レモンや大根のはちみつ漬け

はちみつはのどの粘膜をあたため、痛みをやわらげるには効果的です。

さらに栄養価の高いレモンや大根を
はちみつ漬けにすると良いでしょう。

生姜

生姜には体を温めて血流や代謝を良くしたり、つわりをやわらげたりする作用もあるので特におすすめの食材です。

レモンのはちみつ漬けに、生姜の汁を加えて飲むとのどが温まる上に血流が良くなります。

ただし過剰摂取は逆に喉を刺激し、
違和感や痛みになってしまう可能性があるので注意が必要です。

乾燥、ホコリの対策

空気が乾燥していると、喉の痛みが悪化してしまうことがあるため
加湿器や空気の入れ替えをして、適度な湿度を保ちましょう。

お家でもマスクを着けて過ごすのもおすすめです。

水分補給

体内への水分補給も行える経口補水液がおすすめですが、つわりの影響で飲めるものが限られているときは、口にできる飲み物で構いません。

こまめに水分を補給してのどを潤しましょう。

これらの方法は薬を使わずとも
喉の痛みや違和感に有効なので是非試してみてくださいね。

うがい薬は使える？

「うがい薬で喉の痛みや違和感をスッキリさせたい」
という妊婦さんもいる思います。

妊娠超初期・初期に
うがい薬を使っても良いのか心配になりますよね。

＜うがい薬の注意点＞

• うがい薬は飲み込むわけではないので、妊婦さんでもそれほど気にしすぎる必要はない
• 薬によっては、「ポビドンヨード」など胎児に悪影響を与える可能性がある成分を含むものもあります。
• うがい薬の使用についてどうしても不安な場合は、必ず医師や薬剤師に確認する。

妊娠中は免疫力が低下し風邪をひきやすいので、手洗いとうがいを徹底することが大切です。

妊娠に気が付かず風邪薬を飲んでしまったら

日本産科婦人科学会のガイドラインによると
妊娠3週の終わりまでであれば、
「ごく一部の医薬品を除き胎児奇形を引き起こさない」とされています。

<妊娠3週の終わりまで>
市販の薬を数回飲んだ程度であれば、
赤ちゃんへの影響はないと考えられています。

<妊娠4週以降>
胎児に影響を与える可能性が明言できないため注意が必要です。

どちらにせよ妊娠が発覚した場合は薬を服用した時期に関わらず、
使った薬の種類や時期、量を産婦人科などの医師に相談するようにしましょう。

妊娠超初期・初期の喉の痛みは焦らず治しましょう

妊娠している可能性がある
妊娠がわかっている場合は、
自己判断で薬を飲んだりせず必ず医師に相談してください。

さきにご紹介した昔ながらの方法も試して、焦らずじっくりと治していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

妊娠超初期・初期に感じるのど痛みや違和感は
ウイルスや細菌などに感染することによる炎症や、
母体の血液量が増加する影響で、滞った血が喉付近に停滞（鬱血）している事が原因である場合が多いようです。

不安を感じた場合は自己判断での薬服用は控え、かかりつけの病院などに相談しましょう。

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