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2024年03月21日
お役立ち情報
【いつから?】つかまり立ちの練習と転倒対策
赤ちゃんの動きが活発になってくると、気になるのが【つかまり立ちがいつから始まるのか】ではないでしょうか。
つかまり立ちが始まった赤ちゃんは見えている世界が広がるので、目が離せなくなっていきます。
転倒防止対策や環境の整え方など、赤ちゃんが安全に過ごせるための対策をご紹介します。
つかまり立ちが始まる時期
つかまり立ちって?
赤ちゃんが何かにつかまって自力で立ち上がることを、つかまり立ちと言います。
ママやパパ、誰かが手伝って立たせた場合はつかまり立ちとは言いません。
最初は一瞬でお尻をついてしまうのですが、徐々に筋力が増してくると長い時間つかまり立ちができるようになってきます。
そして一人歩きと進歩していきます!
いつから?
つかまり立ちを始める時期の目安は、生後7か月で約25%、生後10か月で約90%の赤ちゃんがつかまり立ちをできるようになるという調査結果もあります。
ですが個人差が大きく、6〜7か月頃から始める子もいれば、1歳頃から始まる子もいます。
ほとんどの子が1歳2~3か月ごろには、つかまり立ちができるようになります。
つかまり立ちを始める前には、ハイハイの状態から立ちあがろうとする動作をし始めます。
テーブルに上半身を預けたり、ママパパなど大人が支えた時につかまり立ちの体制をとろうとする動作が出てきたらつかまり立ちを始める兆候です。
なかなかつかまり立ちをしようとせず、心配な場合
赤ちゃんがつかまり立ちをしようとせず心配な場合は、まずは1歳児検診の際に保健士さんにご相談してみてください。
もし、1歳半になってもなかなかつかまり立ちをする兆候が見受けられない場合は、一度お医者様へご相談してみるのもいいでしょう。
赤ちゃんの成長には個人差があります。
早くつかまり立ちができたから良いというわけでもありませんし、ハイハイをきちんとさせてあげることも大事です。
つかまり立ちの注意点
◼︎倒れる危険性のあるものはないですか?
赤ちゃんが動けるスペース内に、安定性のない家具や赤ちゃんが触ると倒れてくる危険のあるものは置かないように気をつけましょう。
細い棚になっているものは、赤ちゃんが寄りかかって倒れる場合もあります。
背が低い家具だからといって安心しないように気をつけましょう。
他にも、キャスター付きの家具や割れる危険のあるものなど、一度確認しておくと安心ですね。
◼︎触って欲しくないものはないですか?
赤ちゃんがハイハイの頃は、とりあえず届かないところに置いておけば大丈夫だろうと思っていたものも赤ちゃんが届くようになってきます。
まだ大丈夫と思っていても、ある日突然届くようになっていたなんてこともあります。
赤ちゃんが触っては危険なものは置かないように見直していきましょう。
赤ちゃんの見える範囲も広がりますので、視界に入ることによって気になって登って取ろうとする可能性もあります。
◼︎赤ちゃんの口に何か入った状態ではありませんか?
赤ちゃんがおもちゃなど、何か口に咥えている状態でのつかまり立ちは非常に危険です。
転倒してしまった際に、もしおもちゃを咥えていたら喉をついてしまう危険性もあります。
赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら、棒状など喉を突きやすい形状のおもちゃで遊ぶのは避けるようにするのが安心ですね。
◼︎赤ちゃんが1人きりのスペースではありませんか?
つかまり立ちを始めた赤ちゃんの行動範囲は一気に広がります。
大人が少し目を離した隙に、思わぬ事故に繋がってしまう危険性もあります。
「まだできない」と思わずに、予測できない行動をする時期だと意識して環境を整えておきましょう。
玄関や窓を施錠しておくなども大事ですね。
つかまり立ちの練習
◼︎赤ちゃんを正しくサポートしてあげましょう
- 両手で支えられるものを準備
- 脇や腰を支えて楽しませる
- おもちゃで誘導
◼︎両手で支えられるものを準備
赤ちゃんの身の回りにあるものが、高すぎたり低すぎたりしていないでしょうか?
赤ちゃんがつかまり立ちをしやすいように、両手でしっかりとつかまることができるか、一度見直してみるのも良いですね。
◼︎脇や腰を支えて楽しませる
赤ちゃんは視線の高さが変わるので、支えて立たせてあげることで興味が湧いてくる可能性も。
大人が赤ちゃんの脇の下から支えてあげたり、腰を持って支えてあげることで赤ちゃん自身につかまり立ちすることに興味を持って楽しんでもらいましょう。
◼︎おもちゃで誘導
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃで、誘導してみる練習方法も。
もう少しでできそう!という時に、試してみるのもいいですね。
赤ちゃんも意識がおもちゃに向かっているので、倒れた時にすぐ支えられるように見守っておくようにしましょう。
転倒対策4選
つかまり立ちが始まったばかりの頃は、足腰がまだしっかりしていないので転倒しやすいです。
転倒対策も気をつけておきましょう。
◼︎リュック型クッション
赤ちゃんが転倒した際、頭をぶつけないよう防止してくれます。
赤ちゃんが背負うリュック型になっているセーフティークッションで、見た目も可愛いですね。
◼︎ベビーガードを設置
テーブルなど家具の角にコーナーガードをつけておくと、赤ちゃんが転倒した際にぶつかっても怪我をしにくくなりますね。
100円ショップやホームセンターなどに、色々な形のコーナーガードが販売されています。
ご自宅の家具に合ったものを選んでみてください。
◼︎ベビーサークルを利用する
つかまり立ちに慣れてくると、赤ちゃんは伝い歩きをし始めます。
大人の想像以上に行動範囲が遠くまで移動してしまうこともあります。
ママが家事で手を離せない時などは、ベビーサークルを利用してその中でつかまり立ちをしてもらうと安心ですね。
◼︎ゲートや扉などを設置する
ベビーサークルは環境によっては設置が難しい場合もあるかと思います。
そういった場合は、ベビーゲートの設置がおすすめです。
台所や階段など危険な場所に赤ちゃんが入れないようにゲートを設置しておくと安心です。
また、棚や扉にストッパーを設置しておくこともおすすめします。
つかまり立ちをした際に扉が開いてしまったなどの危険から赤ちゃんを守ってあげられますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまでハイハイだった赤ちゃんが立ち上がり、またできるようになることが増えるのはママパパも嬉しいですね。
赤ちゃんの成長には個人差がありますので、他のお子さんと比べて心配しすぎることなく
ママパパも頑張りすぎずに赤ちゃんのペースで楽しみながら見守ってあげてくださいね。
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