コラムCOLUMN
2023年09月28日
お役立ち情報
【心が折れないための!】母子同室の過ごし方
出産後の入院生活、母子同室で赤ちゃんのお世話をしながらの生活はきつそうで
不安を感じている・・・というママも多くいらっしゃるのではないでしょうか?
初めてのことばかりですし、母子同室は大変なこともありますが
選んで良かった!というママの声もたくさんあります。
今回は、心が折れないための母子同室の過ごし方をご紹介します。
つらい睡眠不足は昼寝で緩和をしましょう
眠れる時に寝ておかないと、疲労が溜まってしまいます。
たとえ昼寝の短い時間でも、ぐっすり眠れると少しでもスッキリします。
「昼間には寝づらい」
「面会に来てくれた人に申し訳ない・・・」
などと思わずに赤ちゃんが寝ている時は、ママもなるべく寝るようにしましょう。
「赤ちゃんがどうしても寝てくれない」「寝不足で、もう限界!」
という時は無理をせずに看護師さんや助産師さんに相談してくださいね。
音楽を聴いてリラックスする時間を
音楽は赤ちゃんにも良い影響があります
ママがお気に入りの音楽を聴きながらリラックスしていると、赤ちゃんも眠れるかもしれません。
赤ちゃんがなかなか寝てくれない時に、ゆったりとした音楽をかけるのも効果抜群です。
何を聴いたらいいかわからないという方は
YouTubeなどで「眠れる音楽」「リラックス BGM」と検索してみてください。
ぴったりな音楽がいろいろありますので、お気に入りを探してみてくださいね。
おすすめBGM
- 環境音+JAZZ やさしい森の喫茶店
https://www.youtube.com/live/IN4zDE81dcY?si=FAG75j-pbKrM3bdq - おはようジブリ&ディズニー
https://youtu.be/5GM1UrRGX3c?si=0HItUjLFzrepoSEp - 自律神経に優しい音楽
https://youtu.be/rlNJ31EzwJM?si=rYbOqp3bzmFXwMt3
おっぱいが痛いときはすぐに相談を
産後のトラブルに多い、おっぱいの痛み。
「授乳がこんなに痛いなんて!!」と驚くママも少なくありません。
痛みの悩みで多いのが、乳首の切れや荒れです。
赤ちゃんの吸う力は意外と強いので、浅いくわえ方だと乳首の付け根が切れてしまいます。
なるべく赤ちゃんの唇が乳輪に触れるくらいにくわえさせてあげましょう。
おっぱいの痛みは放っておくと痛みがひどくなる恐れがあります。
おっぱいが痛くなったら、すぐに助産師さんや看護師さんに相談してくださいね。
乳頭亀裂
授乳を始めたばかりの時期は、乳頭(乳首)の先や根元の部分が裂けたような傷ができることがあります。
この状態を乳頭亀裂と呼ばれています。
乳頭や乳輪部の皮膚は非常にデリケートです。
赤ちゃんがおっぱいを力強く吸うことで乳頭が切れてしまったり、ひび割れなどを起こしてしまうことも。
この乳頭亀裂の症状になると、授乳時はもちろん洋服が乳頭が擦れることでも痛みを感じます。
状態が悪化すると出血することもあるので、早めに対処しましょう。
乳頭亀裂におすすめのケアグッズ
乳頭ケアクリーム
肌に優しい乳頭保護クリームを塗ってケアしていきましょう
- ピュアレーン /メデラ
- ラノリン クリーム / Mamacharm
- リペアニプル / ピジョン
ニップルカバー
傷が痛くて直接おっぱいを飲ませにくい時に人気の商品
- 乳頭保護器 ソフトタイプ / ピジョン
- ママニップルガード / カネソン
心や体の不調は気軽に相談をしましょう
出産後はホルモンバランスの変化が大きいです。
その上、赤ちゃんのお世話や睡眠不足で自律神経の乱れや心の不調を引き起こすこともあります。
体の不調では、貧血や腰痛が起こりやすくなります。
こんな風に心や体の不調を感じた時は、我慢せずに助産師さんや看護師さんに相談しましょう。
ママは自分のことは後回しにしてしまいがちです。
パパやご家族の方にも気軽に話してみてくださいね。
母子同室のメリット
子宮の快復が早い
母子同室だとママの授乳回数が増えます。
赤ちゃんがママの乳首を口に含み刺激すると、子宮収縮に関係するホルモン(オキシトシン)が分泌されます。
子宮収縮を促し子宮と体の回復が早くなるといわれています。
母乳育児がしやすくなる
産後すぐに赤ちゃんにおっぱいを吸わせることで、母乳の分泌をスムーズに促してくれます。
新生児期におっぱいをたくさん吸わせることで、のちの母乳量アップにつながると言われています。
母子同室だと授乳回数が増えるので、母乳が分泌しやすい環境を作りやすくなります。
赤ちゃんのお世話の貴重な練習時間
新生児は1日に10回以上のおむつ替えが必要になってきます。
母子同室で頻繁におむつ替えを経験することでだんだんとコツを掴めるようになります。
最初は緊張して時間がかかっていても退院する頃には手際良くできるようになります。
また、ママだけでなく生まれたばかりの赤ちゃんも初めての授乳。
母子同室なら赤ちゃんが欲しがった時にすぐあげられるので回数が増えます。
毎日授乳をしていくうちに、赤ちゃんの飲みやすい体勢も分かってきます。
赤ちゃんと一緒に練習していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
母子同室は、可愛い赤ちゃんとずっと一緒にいられたり、退院前に育児の練習ができたり、
メリットもたくさんありますが、たくさんの初めてに大変なことがあるのも事実です。
しかし、入院中から授乳やおむつ替えの練習をしておけることで
自宅に戻ってからの育児がスムーズに始めやすくもなりますね。
産院によっては「出産の翌日から同室」「夜は別室対応も可能」
などいろいろなスタイルがあります。
ママの希望に沿った形で産後を過ごせるように、産院に確かめておきましょう。
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