コラムCOLUMN
2022年11月09日
お役立ち情報
冬の感染症
最近、急に寒くなってきましたね。
ついこの間までは秋なのにまだ暖かいな〜と思っていましたが一気に冬が近づいてきたように感じます。
北海道では今週雪マークが出たとか☃️
インスタグラムを拝見しているとクリスマスツリーの準備を始めている方もいて、冬だな〜と感じています^^
さて、今回はそんな冬に流行する感染症についてご紹介。
どんな病気が流行りやすいのか
どんな対策をすればいいのかまとめたので
参考にしていただけると嬉しいです^^
冬に流行る感染症
1.インフルエンザ
流行時期:12-3月
感染経路:飛沫感染、接触感染
潜伏期間:1-3日
症状:発熱、頭痛、悪寒、関節痛、筋肉痛
風邪に比べて重症化しやすいことが特徴
A,B,C型があり、流行するのはA型B型
お隣の国、韓国ではインフルエンザの疑いが5年ぶりに最多となり、日本のインフルエンザ予測指標であるオーストラリアではA型インフルエンザが流行しているとのことです。
2.RSウイルス
流行時期:9月-春頃
感染経路:飛沫感染
潜伏期間:4-5日
症状:鼻水、発熱、咳
初めてかかった場合、25%-40%の乳幼児に細気管支炎・肺炎の兆候が見られ、重症化しやすいため、特に6ヶ月未満の乳児、早産児は注意が必要です。
3.ノロウイルス
流行時期:11月-春頃
感染経路:経口感染、接触感染
潜伏期間:1-2日
症状:嘔吐、下痢
急性胃腸炎を起こす感染症。
原因として多いのが牡蠣などの二枚貝を生で、もしくは加熱不十分で食べた場合。
そして感染した人から別の人へと感染してしまうことが大きな感染経路となります。
4.ロタウイルス
流行時期:1-4月
感染経路:経口感染、接触感染
潜伏期間:1-2日
症状:発熱、嘔吐、下痢
5歳までの子どもが必ず感染するもので冬から春にかけて流行します。
感染力が非常に強いとされています。
<感染経路>
接触感染・・・手すりやドアなどを介して感染する
飛沫感染・・・くしゃみ、咳、会話中の唾液を介して感染する
空気感染・・・ウイルスが空気中に飛沫し感染する
経口感染・・・汚染された食べ物を食べたり、すでに感染した人が調理した物を食べたことで感染する
予防策
・手洗いの徹底
帰宅時や食事の前には手洗いを徹底する。
・消毒をする
アルコール消毒で手を綺麗にする。
・室内の環境を整える
冬はどうしても空気が乾燥してしまい、乾燥することでウイルスが空気中を浮遊しやすくなります。
室内の湿度は50〜60%を保つことが重要です。
濡れたタオルを干したり、加湿器を利用したりと工夫してみてください。
・免疫力を高める
バランス良い食事と十分な睡眠を取ることで免疫力は上がります。
・しっかりと加熱を
加熱して食べる食材はしっかりと火を通し、調理器具は消毒をする。
・予防接種(インフルエンザ)
もし発症しても重症化になるリスクを防いでくれます。
正しい手の洗い方はインスタグラムでも解説♪
https://www.instagram.com/p/Cd8LmAhJMeN/?utm_source=ig_web_copy_link
大人も子どもも一緒に予防対策をして、冬の感染症に備えましょう^^!