コラムCOLUMN
2023年08月30日
お役立ち情報
「なにそれ!?」赤ちゃんの謎行動【月齢別一問一答】
赤ちゃん、その動きはなんですか?!
赤ちゃんのお世話をしていると
「どうしてそんなことをするの?」
「何その動き?!」
とびっくりすることがあると思います。
今回はそんな「赤ちゃんの謎行動&しぐさ」を、月齢別でそれぞれの行動の意味について一問一答で解説いたします。
是非最後までご覧くださいね♪
月齢0~4ヶ月
この時期の赤ちゃんは「原始反射」によって、赤ちゃんの意思とは無関係に出る仕草や行動があります。
<月齢0~4ヶ月の謎行動>
- 沐浴のときに口が「うー」の形になる
- おっぱい・ミルクを飲むと「にや~っ」と笑う
- おひな巻きにすると落ち着く
- 舌をペロッと出す
- 背中をのけ反らせる
- 同じ方向ばかり向く
- こぶしや指をしゃぶる
それぞれ一問一答で解説します♪
<月齢0~4ヶ月謎行動 一問一答>
1.沐浴のときに口が「うー」の形になる
→沐浴のときの「うー」はいい顔のひとつです。
産後間もない赤ちゃんはニコニコとはまだ笑えません。
抱っこやお腹いっぱいの時と同じように、気持ちよくリラックスしてると考えられています。
2.おっぱい・ミルクを飲むと「にや~っ」と笑う
→これは赤ちゃんの意思とは関係なく、原始反射のひとつと言われています。
生理的微笑と言われていて、月齢2~3ヶ月頃から見られなくなってしまうので、写真や動画に残しておくと良い思い出になります♪
3.おひな巻きにすると落ち着く
→ママのお腹の中を思い出している、と言われています。
おくるみにくるまれて、赤ちゃんも不思議と落ち着きます。足を開いた状態にしてあげて自然な体勢であげましょう。
4.舌をペロッと出す
→舌を動かすのを楽しんでいます。
手や足をまだ思うように動かせないこの時期でも、おっぱいを飲むために舌を動かすことが出来ます。
動かすのを楽しみつつ、ママパパが反応してくれるのも嬉しくてご機嫌な証拠です。
5.背中をのけ反らせる
→授乳中は何かが不満、授乳以外は何かをアピールしています。
授乳中は「おっぱい・ミルクもっと欲しいな」「いっぱい出てきた、」など、少し不満を感じている可能性があります。
授乳中以外に背中がのけ反ったら、「みてみて!こんな動きができるよ!」とアピールしているかもしれません。
6.同じ方向ばかり向く
→向き癖があるためです。
多くの赤ちゃんには必ずと言っていいほど向き癖があります。
頭の形が不安な方は、逆側から気を引いたり、抱っこの姿勢を変えてみたりしましょう。
それでも不安な場合は、遠慮なく医療機関に相談してみましょう。
7.指やこぶしをしゃぶる
→赤ちゃんにとっては自然な行動です。
ミルクを沢山飲んだ後や、抱っこで気持ちいい時などタイミングは様々。
2ヶ月頃からこぶし、4ヶ月頃のは指をしゃぶり始める赤ちゃんが多いようです。
原始反射による動きや、赤ちゃんができる精一杯の感情表現なので、沢山可愛がってあげてくださいね。
月齢5~10ヶ月
この時期になると、原始反射が徐々に見られなくなり、意識して手足を動かすことが増えてきます。
体が動かせるようになってきて動きの確認をしたり、気持ちを声や表情で伝えるようになり、感情表現がぐっと豊かになってきます。
<月齢5~10ヶ月の謎行動>
- 自分の髪を引っ張る
- 土下座ねんね
- おなかたたき、床ダンダン
- 耳をやたら触る
- とりあえぜ口に入れる
- 高い声で「キャーっ」
- ひたすら棚から物を出す
どんな意味があるのでしょうか?
<月齢5~10ヶ月謎行動 一問一答>
1.自分の髪を引っ張る
→体を探って確かめています。
頭に手が届くようになり、自分の体を探って確かめています。
器用に手を動かせるようになった成長の証ですね♪
髪が抜けることもありますが、痛かったら自分でやめるので心配しなくても大丈夫です。
2.土下座ねんね
→体が柔らかくて起こる期間限定の動きです。
初めて見たとき結構びっくりしますよね。
この頃の赤ちゃんは関節がまだ固まっていないため、身体がとても柔らかいです。
そのため土下座のような姿勢でも問題なく寝れてしまいます。
成長に連れて見れなくなってしまうため、写真や動画に撮っておきましょう♪
3.おなかたたき、床ダンダン
→音を出して楽しんでいます。
赤ちゃんが自分の体を動かして音を出すのを楽しんでいると言われています。
手足の動きを確認しながら、なんだか音が出るのでやみつきになるようです。
痛かったらやめるので心配はいりません。
4.耳をやたら触る
→新たな発見を楽しんでいます。
赤ちゃんにとっては自分自身の体も新しい発見の連続です。
手が届いたところになんだかおもしろい形の耳があったという発見と、「なんだろう?」という確認をしています。
手が耳まで届くようになったという成長の証でもあります。
5.とりあえず口に入れる
→物の大きさや感触を確認しています。
この時期はまだ視力が十分に発達していない分、口に入れることで物の形や大きさ、感触などを確認しています。
口に入れてもいいもの、ダメなものの区別はつかないので、ダメなものは届かない場所へ置くよう注意が必要です。
6.高い声で「キャーっ」
→偶然出た声を確認して楽しんでます。
たまたま出た自分の高い声を、何度も繰り返し出して確認しながら楽しんでいます。
びっくりしますが、赤ちゃんにとっては立派な遊びです。
一緒に声を出してあげたり、声をかけて遊んであげてくださいね。
7.ひたすら棚から物を出す
→わくわく想像しながら楽しんでいます。
「何があるのかな?」と覗いてみたり、中身を取り出してみたり、目に見えないものを赤ちゃんなりに想像しながら楽しんでいます。
「なんで?」と思いがちですが、赤ちゃんにとってはとてもわくわくする遊びのひとつです。
少しずつ体を動かせるようになり、日々何か発見をしながら成長しています♪
月齢11~1歳6ヶ月
体の動きがどんどん発達して、さらに変な行動や仕草をするようになってきます。
好奇心や興味関心が高まり、ママパパやご家族とのコミュニケーションを学びさらに成長していきます。
<月齢11~1歳6ヶ月の謎行動>
- 上から物を落とす
- 目しぱしぱ・口パクパク
- 砂を浴びる
- 物を投げまくる
- 知らない人をじっと見る
- 段差を上りたがる
- 自分の足の間からのぞく
よくわからない謎行動ばかりですね。
<月齢11~1歳6ヶ月の謎行動 一問一答>
1.上から物を落とす
→新たな発見に夢中になっています。
赤ちゃん目線で考えてみてください。上から物を落とすと目の前から物が見えなくなります。
「なくなった?!」と思ったら、「下にちゃんとあった!!」という発見が面白くて、夢中になっていると考えられます。
2.目しぱしぱ・口パクパク
→偶然出来た動きを楽しんでいます。
顔を動かしてたら偶然出来たことが面白くて、繰り返し楽しんでいます。
ママパパが「どうした?」と興味を持ってくれるとさらに嬉しくなって、もっとやろうとします。
この時期にしか見られない期間限定の謎行動なので、動画で残しておくといいかもしれません。
3.砂を浴びる
→全身を使って学習しています。
赤ちゃんは砂や水のように固形っぽくない物に興味を持ちやすいです。
そのため、公園などに行くと吸い込まれるように砂場に行きます。全身を使って学習しているので、思い切り遊べるように優しく支えてあげてくださいね。
4.物を投げまくる
→何が起きるのかを確認しています。
何を投げたら何が起きるのか?ということに興味を持つようです。
それにびっくりする家族の反応を楽しんでいることもあります。
投げていいものとダメなものの区別はつかないので、場所には気を付けましょう。
5.知らない人をじっと見る
→人の区別がついてきた証拠です。
見慣れている人とそうでない人の区別がついてきた証拠です。
人見知りの時期はとくに、じっと見つめる傾向があります。
もちろん人見知りしない子もいますのでご安心ください。
6.段差を上りたがる
→手足の動かし方を確認しています。
1歳6ヶ月頃になると、1段ごとに片足をあげたらもう一方の足も、というように足を揃えて段差や階段を上ります。
降りるのは難しいため、後ろ向きハイハイで降りようとします。
躓いたり転ぶと危ないので、必ず近くで見ていてあげてください。
7.自分の足の間からのぞく
→新鮮な景色を楽しんでいます。
今までにない姿勢ができて、景色も逆さに見えるため新鮮で気が済むまで同じ姿勢を続けます。
頭に血が上り辛くなるまでは続けないですが、念のため気にかけるようにしてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんの謎の行動や仕草には理由や意味がありますが、そのほとんどが成長につれて新たな発見を楽しんで、遊んでいます。
赤ちゃんならではの行動なので、是非写真や動画に残しておくことをおすすめします♪
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