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2023年11月09日

お役立ち情報

【快適な睡眠のため】赤ちゃんが秋冬に寝る時の服装は?

ここのところ急激に気温が下がってきましたね。

寝ている間に赤ちゃんの身体が冷えてしまったり、風邪も心配ですよね。

「寒い季節に赤ちゃんが寝る時、何を着せてあげたらいいのだろう」

「かけ布団は?毛布は必要?」「温めすぎもダメなんだよね・・」

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

これから寒い季節に赤ちゃんが寝る時の服装や冬に寝る時の注意点をまとめてみました。

【月齢別】寝る時の服装

◼︎〜生後3ヶ月頃まで

短肌着+長袖パジャマの上下、短肌着+ロンパース(+スリーパー)

昼夜のリズムが整い、夜には長く寝てくれるようになってくる赤ちゃんが多いです。

生後3~4か月頃に首がすわり、生後5~6か月頃で寝返りをするようになります。(個人差があります)

寝る時専用のロンパースや長袖のパジャマを着させてあげましょう。
上下が分かれた長袖パジャマの場合、お腹の部分がめくれてしまうようなら腹巻などを用意しましょう。

◼︎生後7ヶ月頃〜1歳頃まで

短肌着+長袖パジャマの上下(+スリーパー)

この頃の赤ちゃんは、活動量が目立って増えていきます。

生後8~10か月前後ではいはい、生後10か月~1歳を目安につかまり立ちや伝い歩き、一人歩きができるようになっていきます。(個人差があります)

動きやすくて寝苦しくないような、長袖のパジャマにしましょう。

寝ている時も寝返りが多くなってくるので、寝ている時にお腹が出やすくなります。

心配な時は、腹巻などを着させてあげましょう。

必要?赤ちゃんにかけ布団・毛布

重たい寝具は避けましょう

重い掛け布団は、赤ちゃんの動きを妨げて事故の原因になりやすいです。

  • 通気性のよいベビー布団か薄手の毛布(ブランケット)
  • はだけにくいスリーパー
  • 敷布団はやわらかいものより、適度なかたさのあるもの

これらのことに注意をし、まずは窒息の心配がない環境を整えましょう。

寝相が悪い場合は、布団をはいでしまって体が冷えることもあります。
そんな時は、はだけにくいスリーパーを活用していれば冬でも掛け布団をかけなくても安心です。

敷布団で寒さ対策をしましょう

床や畳に直接敷布団を敷いて寝かせる場合は、床からの冷気が溜まりやすく冷えてしまいます。

敷布団の上にフリース素材のシーツや敷きパットなどを重ねてあげると、敷布団のかたさを損なわずに寒さ対策ができます。

しっかり敷布団に固定できるタイプのものであれば、寝返りをした時にずれることがないでしょう。

シーツよりも厚い敷きパットは、中綿が入りのキルティング加工がされているものもあります。

ふんわりと暖かくて寝心地がいいだけでなく、床からの冷気から赤ちゃんの背中を守ってくれます。

布団の選び方

掛け布団

  • 軽くて暖かいもの
  • おすすめは綿や羽毛素材の暖かくて軽いもの

綿毛布・タオルケット

  • 肌触りが良く吸湿性に優れた綿素材
  • 掛け布団に綿毛布かタオルケットを1枚プラスしましょう

暖めすぎには注意

赤ちゃんが寝るときの体温管理。寒い時期は特に難しいですよね。

重要なポイントは2つ

  • 厚着をさせすぎないようにしましょう
  • 部屋を温めすぎないようにしましょう

気温がとても低いので室内を暖め過ぎたり、赤ちゃんに厚着をさせ過ぎたりすると、さまざまなトラブルの原因になってしまいます。

厚着をさせすぎないようにしましょう

赤ちゃんは大人よりも体温が高くて、基本的には暑がりさんなのです。

秋冬の夜は冷え込みますし、赤ちゃんが風邪を引くのが心配で厚着をさせたくなりますよね。

ですが冬でも薄着を心がけましょう。

また、1歳未満の赤ちゃんはまだ体温調節機能も未熟です。

厚着をさせ過ぎることで熱がこもってしまい、体温が異常に上昇してしまうのです。

新陳代謝も活発で汗をかきやすいので、あせもなどのトラブルの原因にもなってしまいます。

赤ちゃんからの「暑い」のサイン

  • 掛け物を頻繁に足でけったり、はいだりしているとき
  • 頭や手足などに汗をかいているとき

こういった時は、掛け物やパジャマの調整をしましょう。
汗をそのまま放置してしまうと、逆に体を冷やしてしまいますので必ず着替えさせてあげましょう。

赤ちゃんの手足が冷たい時も、お腹や背中は温かいという時もあります。

こういった時は体内温度は保たれている場合が多いですので、寝る時の靴下や手袋は基本的には必要ありません 。

部屋を温めすぎないようにしましょう

寝ている間に暖房をつけっぱなしにしていると、赤ちゃんの体温が上昇し過ぎたり、乾燥による脱水症状を起こす恐れがあります。

冬生まれの赤ちゃんの場合は特に冷えが心配になると思いますが、パジャマや掛け物で調整をしましょう。

また、寝る前に寝室を温めておくのもいいですね。

赤ちゃんにとって快適な室温

冬の室温は20~23度、湿度は40~60パーセントが赤ちゃんにとって快適な環境です。

地域によって寝る時も暖房を使う場合は、部屋全体が均等に暖まるエアコンを使用しましょう。

温度は低めに設定し、加湿器も併用しながら部屋の湿度を保つのがいいでしょう。

赤ちゃんの近くに温度計や湿度計を置いおくと安心ですね。

冷え防止アイテム

腹巻き

寝冷え防止グッズと言えば、腹巻ですね。

ベビー用の腹巻きには3種類あります。

  • 筒型
  • オープン型
  • パンツ型

筒型

一般的な腹巻きで、お腹周りをすっぽりと包んでくれます。

オープン型

マジックテープやファスナーで体に巻き付けられます。
お腹周りに合わせられるのでサイズ調整がしやすいのが特徴です。
赤ちゃんの成長に合わせて長く使えます。

パンツ型

お尻や下半身を全体的にすっぽりと包んでくれます。
おむつ替えの回数が減ってきた頃におすすめですが、股の部分にスナップがついている商品にするとおむつ替えも簡単です。

スリーパー

パジャマと布団がミックスされた「着る布団」のようなものです。

スリーパーにも3種類あります。

  • 前開き型
  • 横開き型
  • 2way型

前開き型

前側にスナップやジッパーが付いています。
長めの丈だと引っかかるおそれがありますので、長さを確認した上で購入するといいでしょう。
お座りやハイハイができるようになると着せやすいタイプです。

横開き型

体の両サイドで留めることができるので、寝かせたままの状態で脱着ができて新生児から使えます。

2way型

前開きの下の部分が脚の間で留められるようになっています。
ねんね期はドレス型、歩けるようになればパンツ型のように使い分けができます。

つなぎパジャマ

上下がつながっているカバーオールタイプのパジャマです。
つなぎパジャマであれば、動いてもお腹が出てしまう心配もありません。

まとめ

寒い季節に赤ちゃんが心地よい温かさを保ってあげるために、寝るときの服装や室温をこまめにチェックしてあげることが大切ですね。

パジャマ・布団・暖房など、ママ・パパが悩みやすいポイントかと思います。

心配するあまり、赤ちゃんの体温が上がり過ぎないように注意し、大切な赤ちゃんが安心して快適に寝られるようにしてあげましょう。



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