コラムCOLUMN

2022年04月28日

お役立ち情報

赤ちゃんの保湿

赤ちゃんの肌はとってもデリケート。
モチモチで綺麗な赤ちゃんの肌を見ると
ケアなんていらないんじゃ?と思ってしまいます。

ですが、大人と違い水分量やバリア機能が異なるため
しっかりケアすることをおすすめします^^

赤ちゃんの肌

赤ちゃんの皮膚は大人と同じ構造をしていますが、皮膚の厚さが薄くバリア機能も未熟です。
そしてとっても乾燥肌。

新生児期

体重新生児の肌は「胎脂」という成分で守られています。
この胎脂とは、生まれたばかりの赤ちゃんの首や脇に白いロウのような粘が付着しており、これを胎脂といいます。
赤ちゃんの肌を乾燥などから守る役割があり、天然の保湿クリームのようなもの。
新生児期はこの胎脂で守られている分、乾燥の悩みは少ないですが
皮脂の分泌が多いため、乳児脂漏性湿疹などが発症しやすいです。

生後2〜3ヶ月

これまで胎脂で守られていましたが、この頃になると胎脂が徐々に落ちていき、皮脂の分泌も落ち着いてきます。
すると水分を維持できなくなり、乾燥しやすくなっていきます。
大人に比べて1/2の皮膚の厚みしかないため、外部の刺激に弱く
また、赤ちゃんは発汗量も多いため汗などで肌トラブルに繋がってしまいます。

乾燥肌の見分け方

肌がカサカサしている

肌を触ってカサカサしているようであれば、バリア機能がうまく働かず水分が少なくなっている証拠。

赤みが出ている

肌が少し炎症を起こしている状態。
乾燥によって赤くなる場合もありますが
そうではない可能性もあるので気になるようであれば病院を受診してください。

かゆみ

乾燥したことにより、洋服やおむつの擦れ、温度変化などの刺激でかゆみが生じることがあります。
かゆそうにしていたり、赤くなっているようであれば
乾燥性湿疹の可能性もあるので病院を受診してください。

保湿のポイント

保湿剤選び
クリーム・ローションなどさまざまなタイプがあるので、肌に合うものを選びましょう。

保湿剤の量
1円玉の大きさの量をまず塗ってみて、しっとりする感じであれば問題ありませんが、足りないようなら少しずつ足して塗ってください。

塗るタイミング
1日2〜3回程度。
起床時、お風呂上がり、おむつ替え、外出の前後などこまめに塗ってあげましょう。
また、乾燥しやすい秋冬だけでなく1年を通じて保湿をしましょう。

塗り方
手のひらで優しくなでるようにたっぷり塗ります。
部位ごとに全身に塗ります。
首や耳、膝の裏などくびれた部分にも塗ります。

保湿はもちろん大事ですが、肌を清潔に保つこと、紫外線から守ることもセットで考えてスキンケアをすることが大切です。

これから暑くなり汗もかきやすくなりますが
肌を清潔にし、保湿も忘れないようにしましょう♪