コラムCOLUMN
2022年08月31日
お役立ち情報
魔の3週目っていつまで続く?寝かしつけの対処法
「魔の3週目」という言葉を聞いたことはありますか?
生後3週目に訪れるといわれている泣き止まない時期のこと。
この時期は何をしても泣き止まなかったというママもいます。
今回はその原因と対処法をご紹介します^^
魔の3週目とは
親の関わり方などは関係なく
生後早い段階で「泣きのピーク」が訪れるということが
さまざまな研究で分かっています。
それが生後3週間頃。
大体生後1〜2ヶ月の間にピークを迎える子が多いようです。
この時期は泣く回数も多いですが
泣き止まないことも多いといわれており
ピークを過ぎると徐々に回数も減って落ち着いていきます。
原因
※はっきりとした理由は分かりませんが、可能性の高い原因をご紹介します。
<うまく眠ることができない>
赤ちゃんは眠くなっても自分で眠ることがまだ上手にできません。
「うまく眠れない→泣く→余計眠ることができない」といった悪循環に
陥っている可能性があります。
赤ちゃんが起きている時間を確認し、1〜2時間起きているようであれば
眠くてぐずる前に眠りやすい環境を作り、寝かしつけを行うと良いでしょう。
スムーズに寝る体制に入ってくれるかもしれません^^
<体内時計がズレている>
人は体温やホルモン分泌などの基本的な機能を約24時間ごとのリズムで
調整しています。
赤ちゃんはこの24時間のリズムがまだ整っていません。
このリズムが整うまでは、昼夜逆転で泣いてしまう子がいるかもしれません。
ですが、体内時計を調整するホルモン「メラトニン」の分泌が
ちょうど生後3週目から始まるので、ここから徐々にリズムが定まっていきます。
<おっぱいやミルクが欲しい>
それまで満足していた量では足りずに、もっと飲みたくて泣いてしまう可能性もあります。
生後2〜3週間、6週間、3ヶ月は赤ちゃんの身体が急成長する時期だといわれています。
おっぱい・ミルクを欲しがっているようであれば
量を増やしたり回数を増やしたりと
満足するまで飲めるようにしてあげましょう。
<不安な気持ち>
これまでお腹の中にいたので、外の環境に慣れずに不安で泣いてしまうことも。
お腹の中で聞いていた音や、温度、明るさ全てが初めてのこと。
そう考えると、初めての感覚に不安になって泣いてしまうのは当たり前ですよね。
対処法
<おくるみで包む>
おくるみで包まれると赤ちゃんは安心して落ち着くのだそう。
包んだまま抱っこしたり、ユラユラ寝かしつけをしてみてください。
<不快になっていないかチェックする>
・オムツは汚れていないか
・服は着せすぎていないか
・お腹は空いていないか
など、チェックする
<外の空気に触れる>
外の匂いや風、気温に触れることで
私たち大人もスッキリした気分になった経験はありませんか?
外の空気に触れることで気分転換になります。
<横向き、うつ伏せ向きで抱っこ>
赤ちゃんはお腹を下にして眠ると深い眠りにつくことができます。
布団の上で横向き・うつ伏せに寝かせてしまうと
窒息の危険性があるので必ず抱っこの時に試してください。
寝かせる時は仰向けに。
魔の3週目、この頃はママにとっても体の痛みや寝不足など
疲れが溜まっている時期です。
無理はせず、まわりに頼りながら過ごしてくださいね。