コラムCOLUMN
2022年07月07日
お役立ち情報
1歳までの子どもの手の発達
手は第二の脳と言われるほどに
重要な働きをたくさんしてくれます。
今回は1歳までの手の動きがどのように成長するのかをまとめてみました^^
手は第二の脳
手や指先には多くの神経が集まっているため
手の発達や、その発達を促すことにより
脳に影響を与えると言われています。
手指の発達を促すこと=脳の発達を促す
ということなのです。
0ヶ月〜6ヶ月
0ヶ月:把握反射
原始反射のひとつ。
赤ちゃんの手のひらに指を入れると
ぎゅっと握り返してくれる把握反射。
赤ちゃんの力が想像よりも強く
ビックリしたママも多いのではないでしょうか?
この反射、実は足でもみることができます。
足の親指の付け根あたりをぎゅっと押すと
五本の指が丸くぎゅっと曲がります。
生後半年程で徐々に消失していきます。
3ヶ月:物をつかむ
手を伸ばして物をつかもうとします。
小さいもの、軽いもの、つかみやすいものであれば
つかむことができるようになります。
徐々にですが、物をつかむ>口に運ぶ>舐める
といった連続した動きができるようになります。
また、ハンドリガードが盛んになり
片手だけでなく、両手を見つめることも。
6ヶ月:物の持ち替えができる
物の持ち替えができ
片手でおもちゃ、もう片方の手で別のおもちゃを取ろうとします。
また、この頃は興味や好奇心が多感なので
何でも触ろうとするので注意が必要ですね!
口に入れたら危ないもの、手にしてほしくないものは
届かない場所に置いておきましょう。
7ヶ月〜1歳
7ヶ月:手を使って動く
お座りができたりハイハイを始めたり。
手を使って体を動かすことが増えてくる時期です。
手首を上下に動かすこともできます。
9ヶ月:握ったものを離す
自分の意思で、つかんだ物を離すことができます。
床にある小さなゴミや髪の毛をつかむことができます。。
赤ちゃんの手の中をみてみてください。
きっといつの間にかつかんだゴミを
ぎゅっと大事に握っているはずです。
12ヶ月:物を積むことができる
親指や人差し指でスムーズにつかむことができ、
目的の場所に物を置いたり、積むことができます。
目と手を協応させた動きができるようになります。
月齢に合わせておもちゃが変わるように
手の発達に合わせた遊びだったり
おもちゃを取り入れることによって
発達を促すことができます。
お子様が一人一人に個性があるように
手の発達スピードも個人差があります。
そろそろこんな動きをするようになるのかな〜
と参考にしてもらえると嬉しいです♪
ゆっくり成長を見守っていきましょう^^