コラム

COLUMN

2022年03月23日

お役立ち情報

産後の化膿性腱鞘炎に注意

産後、かかりやすい病気があると知っていましたか?

・・・それは化膿性腱鞘炎。

産後は急激なホルモンの変化や体調不良による免疫力低下で
普段は何ともないようなことでも
産後の時期におこりやすいといわれています。

化膿性腱鞘炎って何?

化膿性腱鞘炎とは

手や指の外傷(刺し傷や切り傷など)が起きた際、傷口から細菌が入って炎症を起こすことで発症します。
痛み、発赤、腫れ(指から手に向かって広がる)の症状があり、悪化すると発熱や悪寒、全身にも症状として現れます。
腱鞘にそって感染が素早く広がるため、もしなってしまった場合は早めに整形外科を受診しましょう。

腱鞘炎と何が違う?

子育て中の方、スポーツをしている方、普段パソコンのキーボードをよく使う方など、
手首に負担がかかっている方になりやすいといわれています。
腱鞘炎は手首や指の付け根などに痛みや腫れが起こり、ひどい方は腕や肩にまで痛みが走ります。
これは腱鞘と腱が擦れあって炎症を起こすことが痛みの原因となっています。

なぜなってしまうの?

怪我をした後、消毒するなどの手当もせずにいることで黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などの
細菌が傷口に入り体内に広がることで、傷口だけの炎症に終わらず、
腱、腱鞘にも炎症が起きてしまうことがあります。
どの箇所でも化膿性腱鞘炎は起こりますが、手の怪我から起こることが多いです。

なってしまった場合の対処法

化膿性腱鞘炎はなってしまうと進行がとても早いことが特長です。
早めに整形外科を受診しましょう。
細菌による炎症なので抗生物質の点滴を行います。
また、炎症が強い、抗生物質の効果に期待が持てない場合は化膿部分を切開し、膿を出す処置が必要となります。
処置が遅れると炎症が広い範囲に及ぼし、指の機能に障害が残る可能性があるため気をつけなければいけません。

予防するためのポイント

そうならないための4つのポイントをご紹介。

1.ハンドクリームで手の保湿ケアをしましょう
赤ちゃんの保湿と一緒にママの手も塗ると楽ですね!

2.傷を作ってしまったらきちんと消毒をしましょう
自分のことは後回しにしがちですが、大事にしてくださいね!

3.赤ちゃんのおむつ交換で、特にうんちの時は直接触らないように気をつける
怪我をしている場合は傷口に触れることがないよう絆創膏を!

4.こまめな手洗いをしましょう
赤ちゃんのためにも大事ですね!

産後に気を付けること

関節痛

ホルモンバランスの変化と授乳によるカルシウム不足、赤ちゃんの抱っこやお世話による足腰への負担など原因は様々。
また骨盤の歪みも考えられます。
座椅子を使ったり、骨盤ベルトを使うなどして体の負担を楽にできるよう工夫してみましょう。

乳腺炎

母乳が詰まって炎症が起こる病気。
ママの身体自体にまだ授乳のリズムができていないことと、赤ちゃんの飲む量にもばらつきがあるため炎症が起こってしまいます。
炎症部分の強い痛み・熱が出るなど非常に辛い症状のため、そうならないように予防しましょう。
甘いもの・脂肪分の多い食べ物は控え、母乳を溜めないようにすることが大事です。

便秘

産後は便秘になりやすいです。
出産による出血で体内の水分が少なくなってしまうことや、母乳により水分が減ってしまうことなどが理由です。
こまめな水分補給と食事に気を使うこと。
そして赤ちゃんのお世話でついついトイレを我慢してしまいますが、少しくらい泣いても大丈夫!
便秘にならないよう意識してみてくださいね。

化膿性腱鞘炎だけでなく、産後は体のいろんな部分で不調が起こりやすいもの。
ケアをしながら、無理せず赤ちゃんとの楽しい毎日を過ごしてくださいね♪